<氏名>
梶田 邦之(かじた くにゆき)
<資格>
2005 弁理士登録(登録番号:14151)
2008 一級知的財産管理技能士(特許専門業務)
2009 特定侵害訴訟代理付記登録
2012 経済産業省後援ドリームゲート認定アドバイザー(~2018)
<所属>
日本弁理士会(2005〜現在)
日本知的財産協会(2009年度〜2011年度 特許第1委員会(2011年度:副委員長))
(特許庁主催)特許性検討会(2009年度)
(経済産業省主催)標準必須特許(SEP)研究会(2013年度~現在)
<学歴>
東京都立大学大学院 電気工学専攻
<職歴>
1997-2000 松下通信工業株式会社 技術本部テレコム研究所に配属
(現 パナソニックモバイルコミュニケーションズ株式会社)
2000-2005 松下通信工業株式会社 社知的財産部に異動
2005-2008 都内特許事務所
2008-2012 株式会社NTTドコモ
2012.4より現職
<職歴詳細>
- 1997−2000 松下通信工業株式会社
(現 パナソニックモバイルコミュニケーションズ株式会社)
第3世代の移動体通信技術W−CDMA方式を用いた携帯電話のものづくりを夢みて、同社の移動通信を研究する テレコム研究所を希望し、配属される。研究所では、3gppにて策定された国際標準規格にしたがって、W−CDMA移動機のベースバンド回路の設計開発に従事。特に、変復調、誤り訂正などを担当し、在職中、国内外で50件以上の特許出願。
- 2000-2005 同社知的財産部に異動
同社の規格特許の件数を増加させるため、希望により、同社知的財産部に異動。研究所時代の経験、知識、人脈を活かして、同社のW−CDMAに関する数千件の特許について見直し、筋の良い発明を目利きして、早期権利化を実施。在職中、国内外で50件以上を登録させ、事業部長賞を受賞。登録特許について、クレームチャートを作成し、権利活用につなげ、その後の同社知財部収支を大幅に向上。
- 2005-2008 都内特許事務所
企業知財部で得た「活用できる特許の作り方」の経験を踏まえ、弁理士としてさらに能力を磨くため、都内の特許事務所に転職し、電気、情報通信、ソフト系の明細書作成、中間処理業務に従事。また、各種国際標準規格に関する特許のクレームチャートの作成、ならびに、必須判定業務に従事。
- 2008-2012 株式会社NTTドコモ
企業知財部と特許事務所とで得た知識・経験とを活かして、次世代の移動体通信技術 LTE方式に関する標準化特許のポートフォリオ形成をプロデュースするため、携帯キャリア会社に転職し、 知的財産部に配属。在職中、LTE関連特許の棚卸し、早期権利化を実施し、国内100件超を規格特許として登録させ、クレームチャート を作成した。その他、LTEの次期規格であるLTE−Advancedに関する発明の早期出願などを担当。
<著作>
- 弁理士短答式枝別問題集(2)実用新案法 法学書院
- 弁理士短答式枝別問題集(3)意匠 法学書院
- 弁理士短答式枝別問題集(5)条約 法学書院
- テレワーク学会誌 「テレワーカーのための知的財産権入門」
<論文>
- 特許第1委員会 第1小委員会
「特許出願・審査制度の戦略的利用について」
知財管理 VOL.60 No.11 pp.1839-1849 (2010) - 特許第1委員会 第1小委員会
「標準化特許の効果的な出願・権利化戦術についての一考察」
知財管理 VOL.61 No.12 pp.1815-1832 (2011) - 梶田 邦之, 小林 弘幸, 村松 正吾, 山田 昭彦, 貴家 仁志,
“Householder分解を用いたオーバサンプルパラユニタリDFTフィルタバンクの一設計法,” 電子情報通信学会 ディジタル信号処理研究会, no.DSP95-133, 1995年12月. - Kuniyuki KAJITA, Hiroyuki KOBAYASHI, Shogo MURAMATSU, Akihiko YAMADA, and Hitoshi KIYA,
“Design Methods for Oversampled DFT Filter Banks,” Proc. International Technical Conference on Circuits/Systems, Computers and Communications,
July 1996. - Kuniyuki KAJITA, Hiroyuki KOBAYASHI, Shogo MURAMATSU, Akihiko YAMADA, and Hitoshi KIYA,
“A Design Method of Oversampled Paraunitary DFT Filter Banks Using House-Holder's Factorization,” Proc. EURASIP European Signal Processing Conference, September 1996.